検査・調査/水質検査

クリプトスポリジウム・ジアルジア検査

プール・公衆浴場での感染防止のために

 近年、プールや公衆浴場などの親水施設において、クリプトスポリジウムやジアルジアの感染事例が、多く報告されるようになってきています。クリプトスポリジウムやジアルジアとは直径約5~10マイクロメートルの非常に小さな消化管寄生原虫です。感染すると、主に激しい水様性の下痢と腹痛を訴え、発熱、吐き気、嘔吐、喉の痛み、食欲減退や咳を伴うことがあります。
 これらは、プール消毒に用いる塩素程度や、浴場における湯温程度では全く死滅しません。そのため感染を防ぐには、定期的に汚染がないことを確認し、適切な管理を行うことが重要です。
 プールや公衆浴場事業者の皆さまには、利用者保護の観点からクリプトスポリジウムやジアルジア検査を実施されることをお勧めします。
 公衛検では、クリプトスポリジウムやジアルジアの検査を行っております。

蛍光染色による観察の様子

プールにおける集団感染の発生事例

 2004年8月、長野県のスポーツ施設で千葉県と埼玉県の利用者217人が下痢や腹痛などの症状を訴えました。また、この症状のあった人が千葉に戻ってから利用したプール8ケ所のうち2ケ所からクリプトスポリジウムが検出され、さらにこれらのプールの利用者1人ずつが感染しました。

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