先輩職員の声

臨床検査課 先輩職員の声

その検査が人生を守る。
臨床検査課
Y.I(平成30年入所)
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  • 現在の仕事内容は?
    私は新生児マススクリーニング検査と腸内細菌検査をしています。
    新生児マススクリーニング検査は、生まれたばかりの赤ちゃんに今後重篤な障害が生じるような異常がないか調べます。赤ちゃんの踵から採血した血液をしみこませた濾紙をサンプリングし、タンデムマス等を用いた検査を行っています。
    腸内細菌検査は、便からサルモネラや腸管出血性大腸菌O157など食中毒や感染症を引き起こす原因となる病原菌を保有しているかを調べます。
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  • 仕事でやりがいを感じるときや、大切にしていることは?
    大切にしていることは正確・正直であることです。検体取り違えはもちろん、分注ミス等をすると、重大な病気の発見が遅れ、その赤ちゃんの今後の人生に大きく関わってきます。ミスを最小限に減らし、もしミスをした場合は隠さず、再度検査を行うことで正しい結果を出すことを心がけています。早期発見につながったときはとてもやりがいを感じます。
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  • この職場ならではの魅力や、入所してよかったと感じることは何ですか?
    臨床検査課に配属される前は、医薬食品課に所属していました。病気の治療を行うものから病気を発見するものへと視点が変わり、検査業務を多角的にとらえられる様になったことがこの職場の魅力だと感じています。
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  • センターで成長できたことは何ですか?
    医薬食品課では、医薬品GMP、日本薬局方、食品衛生検査指針などを学び、検査してきました。臨床検査課では、新生児マススクリーニング学会に入り、普段検査している項目の早期発見の重要性や病態・治療、新しい検査法など専門知識の習得に精進しています。
    それによって、機械的にただ仕事をするのではなく、なぜこの検査をするのか、この検査は人ひとりの人生を決める一つになっていると考えて仕事をするようになりました。意識や行動はセンターに入所して成長できたことだと実感しています。
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ある1日のスケジュール

  1. 出社

    だいたいいつも同じ時間に出社しています。

  2. 【新生児マススクリーニング検査】検体受付

    郵便で届く血液をしみこませた濾紙検体を仕分け・発番していきます。

  3. 【新生児マススクリーニング検査】分析・検査

    マイクロプレートに濾紙検体をサンプリング・試薬分注などをします。

  4. 【新生児マススクリーニング検査】再検査依頼書発行

    再検査が必要なものは、再検査依頼書を発行し台帳に記入していきます。

  5. 昼休み

    昼食を食べて自分の時間をまったり過ごしています。

  6. 【腸内細菌検査】判定
    【新生児マススクリーニング検査】病院へTEL

    昨日培養したものを判定し、疑わしいものは確認試験に進みます。 再検査結果は直接病院に電話でも連絡をします。

  7. 【新生児マススクリーニング検査】

    午前中に引き続き、ワークフローに沿って検査を行います。

  8. 【腸内細菌検査】成績書仮発行

    今日判定した結果を成績書にしていきます。

  9. 【腸内細菌検査】検体受付・培養開始

    今日届いた検便を培地に塗抹し培養していきます。

  10. 業務まとめ・掃除

    最後に検査室を綺麗な状態にします。

  11. 退社

    明日の準備をしてから退社します。