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SDGs目標12「つくる責任つかう責任」

わたくしたちの経済活動において資源を採取し、製品を作って流通させることは付加価値を生む「ものづくり」の根幹です。形のないデジタルな「ものづくり」も、創造する環境(明るい部屋や座り心地いい椅子など)や通信インフラは製品やエネルギーが複雑に組み合わさったものであり、やはり多くの資源に支えられています。

使い終わった製品はどうしますか。廃棄物として処分したらエネルギーも使うし、新たに資源を採取しなければ新しい製品を作れません。

使い終わった製品を資源の塊(都市鉱山という言葉もあります。)と考えれば、そこから資源を取り出し繰り返し製品を生み出すことも可能になるのです。

製品を作り出す企業にも、分別しやすい(資源化が容易な)製品を設計したり、製造工程を見直すなどの工夫が求められます。

持続可能な社会の実現には、このような意識の転換が必要なのかもしれません。

複数の動画も紹介していますので、地温センターのホームページもご覧ください。