食品検査

消費期限・賞味期限設定の為の食品検査

消費期限・賞味期限設定の為の食品検査

全ての加工食品には、消費期限又は賞味期限のどちらかの期限表示が表示されています。(一部の食品を除く)
消費期限・賞味期限の設定については、理化学検査や微生物検査及び官能検査の結果に基づき、適正に設定する必要があります。
食品を一定温度で保存し、一定時間経過後に検査を行い、その食品の安全性や品質等を評価し、食品の期限表示の設定の根拠となる検査です。

電話・FAXでのご注文・お問い合せは/TEL.058-247-1300 FAX.058-248-0229

消費期限とは?

期限を過ぎたら食べない方が良いとする期限です。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。
また、消費期限は開封する前の期限を示します。

<例>お弁当や洋生菓子など長くは保存がきかない食品

食品サンプル

賞味期限とは?

美味しく食べているイメージ

商品をおいしく食べることができる期限です。
開封していない状態で、表示されている保存方法に従って保存したときに、おいしく食べられる期限を示しています。賞味期限内においしく食べましょう。
また、賞味期限は開封する前の期限を示します。

<例>ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品

試験条件の設定(微生物試験)

  • 保存湿度

    流通温度・販売温度を目安にします。
    (5℃、10℃、20℃、25℃、30℃、35℃の各温度を用意しております)

  • 実施期間
    予想されるまたは設定したい期限の1.2~1.5倍の期間での検査が一般的です。
    その期間内で、数回検査を行います。
  • 試験項目
    品質劣化の指標となる「一般細菌数」「大腸菌群(数)又はE.coli」「黄色ブドウ球菌」の設定が一般的ですが、「カビ」等の項目も食品の特性や製造方法などを考慮して設定します。
代表的な試験について
理化学検査 品質の劣化を理化学的分析法により評価します。
<例>「過酸化物価」、「酸価」、「pH」、「酸度」、「栄養分析」などが挙げられます。
微生物検査 食品の製造日からの品質劣化を微生物学的に評価します。
官能検査 食品の性質を人間の視覚・味覚・嗅覚を通して、それぞれの手法にのっとった一定の条件下で評価します。
(お客様で実施されることをお勧めします)

保存試験は、事前予約制です。事前に電話等で検査に関する詳細な相談をさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

検査料金

(2022年10月1日改定)
検査項目 料金
微生物 一般細菌数(生菌数) 2,640円(税込)
大腸菌群 3,080円(税込)
大腸菌 3,520円(税込)
糞便性大腸菌群(E.coli) 3,080円(税込)
E.coli(最確数) 4,400円(税込)
腸管出血性大腸菌(O-157) 13,200円(税込)
黄色ブドウ球菌 3,960円(税込)
サルモネラ菌 6,600円(税込)

上記以外の料金表は、こちらよりご確認ください。

岐阜県食品衛生協会員様の食品料金表はこちらよりご確認ください。

採水費は、別途お見積いたします。

依頼書ダウンロード

検査項目の依頼書をダウンロードいただけます。

細菌検査・理化学検査 細菌検査・理化学検査依頼書.pdf 細菌検査・理化学検査依頼書.xlsx 記入例(細菌・理化学).pdf
細菌検査(保存試験) 細菌検査(保存)依頼書.pdf 細菌検査(保存)依頼書.xlsx 記入例(細菌保存).pdf
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